天狗飛脚

【1949年作品】
監督:丸根賛太郎
主演:市川右太衛門

時代劇によく登場する飛脚を仕事とする主人公が活躍する映画である。依頼されて手紙等を目的地に届ける仕事をするのが飛脚であり、足が速く長い距離を休むことなく走れる人間でなければ勤まらない。江戸の飛脚問屋の老舗天狗屋では、新進の亀谷に飛脚を大量に引き抜かれ困り果てていた。そこに現れた快足の持ち主長太を何とか口説いて、飛脚として働いてもらうが、同じ頃、江戸の巷を俊足の怪盗が騒がしていた。やがて、長太に怪盗の疑いがかけられるのだが…。