十三の眼

【1947年作品】
監督:松田定次
主演:片岡千恵蔵

前年に公開された「七つの顔」と同じ主人公が活躍する映画である。風采の上がらない私立探偵が、事件の謎を解き、悪者を退治する痛快娯楽作。映画のラストで、決めゼリフと共に、変装した姿から、背広姿に変身するシーンも最大の見せ場であり、後に、テレビ番組で人気のあった天知茂の名探偵シリーズでも、真似て使用されていた程である。